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エンジンがかからない、如何しよう!! |
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タイミングベルトが切れると
タイミングベルトとは
タイミングベルトはエンジンの主要な構成部品で、クランクシャフト(爆発を回転運動に変える)の回転をカムシャフト(吸気排気バルブの開閉の為の装置)に伝えるためのベルトです。
メーカーでは10万Km走行に1度の交換を奨励していますが、車の使用条件によりちがいます。
得てして早めに切れてしまう事があり、早めに換える事をおススメします。
(時期は8万kmを超えた車検時など)
タイミングベルトが切れると、
吸気排気バルブが動かないため、混合気が圧縮できずエンジンはかかりません。又エンジンの構造によってはピストンの突き上げによってピストン自体に穴があく、バルブが曲がるなど数万円、数十万円の修理費がかかる事態もあります。
当然応急修理の対象では有りません。
閑話休題
昭和末期?まではタイミングベルトは使用されておらず、金属製のタイミングチェンでした。
だから突然切れてしまうと言うことは滅多に有りませんでした。
ではなぜチェンがベルトに変わったのでしょうか?
それは次のような理由からだと思われます。
1.チェンは磨耗して伸びてしまう。(チェンとはローラーの連続で、又相手のスプロケットも金属製で磨耗しやすい)
2.チェンはガシャガシャ音がしやすい。
3.生産コストが高い。
4.ets...
タイミングベルトにはその欠点が有りません。
しかし音がするなどの前兆がまったく無く突然破損、折損してしまう欠点があります。
そんな欠点があってもメーカーのコストダウンと、車ユーザーのが静かなエンジンニーズがタイミングベルトの方を選んだのでしょう。
追伸
スズキが平成13年11月に出した軽自動車のエンジン全てがベルトからタイミングチェンになりました。他社の動向が気になるところです。
*15年には、他の国産車メーカー全社もタイミングチエン化されました。
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