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今の車検制度では故障は付きもの |
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以前の車検制度は(車検代行業者などが生まれる前)、車検とは「故障の予防整備」でした。
今の車検制度は、車検のときに「所定の性能(テスターの数値)が維持されていれば良い」事になってしまいました。
と言う事は、次の日に故障しても修理工場には何の責任も無い事になるんです。
以前には車検後に故障すればお客様から手抜き整備と言われましたが今は当たり前なんですよ!
だって車検の時良かったんだから!
これで良いのですかね!?
手前味噌:坪井自動車ではかたくなに予防整備に努めていて、安い車検を求めているお客様に敬遠されがちでした。
でも今は下回りの洗車や塗装など、お客様のニーズに合せてチョイス出きる様にしました。
これって堕落かなー?
何はともあれ 出先での車の故障、困りますね。
いつもの車屋さんは遠いし どうしよう!!
自分でどうにか出来ないかしら?
車屋さんにきてもらうにしても故障箇所の目安くらいはわからないと困りますね。
簡単 Yes or No シュミレーションで故障発見!!と アタックしましょう
エンジンがかからない どうしよう!
オーバーヒートだ どうしよう!
閑話休題
車の故障修理って 「理屈どおりにいかないことも有る」 のお話
だいぶ前のお話 「途中でエンジンが止まってしまった来てくれ」 と依頼され引き取りに伺うとエンジンがかかる。
テストしてみたが、問題なく普通にかかってしまう。修理のしようが無いのでそのまま帰ってくる。
それから数日が過ぎて、「また止まってしまった来てくれ」 行くとかかってしまう。
お客と気まずい空気が流れる。
打開策:一応車を預かる。
こんな訳で車を、お預かりしてテストしてみることに
エンジンをかけて1時間経っても止まらない!
5Km試乗しても止まらない!
燃料ポンプの故障、フィルター、キャブレターの詰まりでは無いのか?
点火系のイグニションコイル、イグナイターの故障ではないのか?
他に考えられることは?
何やかや、考えられることは皆やってみたが 原因見つからず!
三日ほどお預かりして、社用車のように乗り回して 症状出ず!
一度お客に返すことになり、お客の元へ
途中 と.と.止まった。!!症状が出たではないか!!
状態はガス欠と同じような止まり方!!
ガソリンはあるか?メーターの指針上では有る。でも本当に有る?
ガソリンを入れてみようと工場に手配
ガソリンが来た、でも念の為入れる前にエンジンをかけてみる。かかった!!
再度工場へ持ち帰り、燃料系統再チェック。原因見つからず!
最後と思い、ガソリンタンクからガソリンを抜いてみる。
な.な.なんと!!ガソリンと一緒に、ガソリンメーカーのシールが一枚出てきたではないか!!
シールがガソリンの中を浮遊して、タンク内の吸い込み口を時々塞いていたなんて!!
時間が経つと、吸い込み力が無くなり、外れてガソリンが吸込めるようになるなんて!!
ガソリンを持ってきた時、ガソリンを入れてしまえば、単なるガス欠としてしまい、またお客に迷惑をかけることになったか?
あるいはタンク内のレベルゲージチェックでタンクを外し原因を見つけたか?
ともあれ一応原因が解かり、一件落着 実作業時間20時間以上!!
でも、こんな時 「修理代はいくら貰える??」
つー 話しじゃー無くって! がっくりきたり、安堵したりでした。
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