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| オートマ車の エンジンブレーキについて | ||
| 秋になると私は富士山にきのこ採りに出かけます。 帰路 必ずと言うほどブレーキの焼けた異臭に気付きます。 前走車がタイヤ回りから煙を出して走っている事もしばしば見うけます。 そんな車はブレーキランプが繁茂に点いています。 これはエンジンブレーキをかけていない証拠です。 急な長い坂道を下っていて繁茂にブレーキングするとブレーキ装置が過熱、ブレーキライニング.パットが焼け摩擦抵抗が著しく低下すると同時に、ブレーキオイルが沸騰、ペーパーロック現象を引き起こします。つまりブレーキが効かなくなる訳です。 ヴェイバーロック現象（ウィキペディア） 数年前、静岡県富士宮市で起きたトレーラーの多重衝突、十数人の死傷者を出した悲惨な事故を思い出します。 この事故の原因は、山梨との県境からの長い下り坂を、ブレーキを多用。 ブレーキのベーパーロックを起した事によるものでした。 エンジンブレーキをかけるって何？ 私の車にはエンジンブレーキなんか付いていないよ！！ オートマチックミッション車が普及、平地ではエンジンブレーキを併用する事も少なくなりました。 もしかするとエンジンブレーキ自体を知らない人がいるのでは？ そこで、今一度 エンジンブレーキとは？ 車にエンジンブレーキと言う装置がついているのではなく、チェンジのシフト位置をトップからサード、あるいはサードからセコンドにシフトダウンして走行すること。 すなわちエンジンの抵抗をブレーキとして使い、ブレーキをどちらかと言えば補助に使うような運転操作の事！！ オートマチック車では Ｄレンジから３又は２レンジにシフトダウンして走行すること。 この操作は安全運転には欠かせないものですし、ブレーキの磨耗も少なく経済的です。 自動車の教習場では、エンジンブレーキの知識は教えていないのかしら？？ そこで今ひとつ 蛇足を ハイトップあるいはオーバートップて何？ トップとは一般的には、エンジン回転をそのままミッションで減速せず１対１のままプロペラシャフトに伝える事を言います。 ハイトップ/オーバートップは減速比１．０以下 ミション車（6速）で０．８前後/オートマ車4速で０．７前後です。 このトップ/ハイトップレンジではエンジンブレーキの効きが悪く使えませんが、オートマ車の場合、高速道路で高速走行中に前車に近ずいた時など、ＯＤレンジを解除する（トップにする）だけで軽く減速するので、私は便利に使っています。 |